師範 矢頭裕二
1975年 愛知県阿久比町生まれ
1999年 米国デンバー総本部にて内弟子修行開始
2001年 サバキチャレンジ世界大会 優勝(軽量級)
国際総本部指導員 内弟子寮の寮長就任
2002年 サバキチャレンジ世界大会 準優勝
円心史上4人目の3年間の内弟子修行完遂
2003年 円心会館滋賀支部長に就任
2006年 京滋地区交流大会主催開始
2011年 円心会館近畿本部長に就任
サバキチャレンジ関西大会主催開始
2016年 五段取得 円心会館 師範代号授与
2022年 六段取得 円心会館・師範号取得
矢頭師範は二宮館長の元で、内弟子として3年間の厳し修行をしました。その内弟子期間中には、「サバキチャレンジ世界大会」において2001年には優勝、2002年には準優勝を果たしました。3年の内弟子期間を満了した際には、二宮館長から、支部設立の認可状を授与されました。この認可状は設立可能エリアが指定されていない、矢頭師範が望めば、どこに支部を開設しても良いという特別な認可状でした。この認可状は円心会館では現在まで数名しか所持していないものです。
身長160㎝あまり。一般の成人男子に比べれば、かなり小さいと言わざるをえない体格で、米国デンバーの総本部で体格ではるかに上回るアメリカ人を相手に修行し、体格、体力にとらわれない二宮館長直伝のサバキテクニックを身につけ、「小よく大を制す。」ができることを証明しました。 「サバキチャレンジ世界大会」においても軽量級(−70kg)の中において160㎝、62㎏程度の大会出場選手中、最小、最軽量で優勝していることからも、その技術には確かなものがあります。
下の英語記事は、内弟子期間中にイギリスから修行に来ていたギャリー支部長と組手した際のエピソードです。イギリスの格闘技雑誌の記事では「サバキは良いというが、実際、使えるのですか?」との問いに「自分よりはるかに小さい矢頭先輩に組手で投げられたんです。サバキが使えれば体格は関係ないのです。」と紹介されました。